詳しく解説!耳掃除の方法
このページでは豆柴の耳掃除について紹介します。
耳の中を傷付けないように正しい方法で耳掃除をしてあげてください!
耳掃除用具
耳掃除には下記の道具を使用します。
・カンシ(↓こんな道具です)
・脱脂綿
・イヤークリーナ(液状)
耳掻きの作成
カンシに小さく切った脱脂綿を巻いて耳掻きを作ります。
1.作り方は3cm×3cmほどに切った脱脂綿を薄く延ばしてカンシで挟みます。
2.カンシと脱脂面の根元を押さえてクルクルと巻きます。
3.出来上がった耳掻きに必要であればイヤークリーナーを付けて完成です。
ワンポイント 脱脂綿の先端(出来上がった耳掻きの先端)は指で押さえずにフカフカ状態にしてあげると耳の中をキズ付けにくいです!
耳掻きの使用方法
耳の奥ではなく手前から優しく徐々に綺麗にしていきます。
汚れたらその都度、脱脂綿を新しいものに交換して丁寧に掃除していきます。
耳の中は非常にデリケートな部分ですので耳掻きを優しく当てることがとても大事です。
※注意:犬の耳垢は人間の耳垢と違いドロドロしています。
簡単!おウチで出来る耳掃除の方法
↓の画像のイヤークリーナーを耳の中に垂らして軽く揉みます。
耳を揉んだ後、まず耳の外側を柔らかい布巾で優しく拭いてあげます。
このとき指で掻き出すように強く拭かないでください。
耳の外側が拭き終わったら次は綿棒を使って耳の中を掃除します。
綿棒は一見柔らかく見えますが綿の量が少なく耳をキズ付けてしまいやすい為、注意が必要です。
犬の耳の構造は大きく中で曲がっており通常、綿棒などでは鼓膜までは達しませんが内耳を傷つけてしまう
可能性もあるため、奥までは使用しないでください。
1.綿棒の先を指で揉んで少しモコモコにします。
2.綿棒を耳の中に入れて洗浄液を吸い取るように使用します。
(掻き出すように強く使用しないでください)
※注意:綿棒の持ち方は犬が暴れたとき綿棒が逃げられるように持ちます。
下の図のように綿棒の頭を指で押さえてしまわないように注意してください。
綿棒で取り切れる耳垢の量には限界があります。
何度も耳掃除を行うとキズの原因になってしまいますので1回綿棒を入れて真っ黒になってしまう場合には
無理をせずサロンで綺麗に掃除をしてもらってください。
耳掃除を終えて
犬の耳は奥に行けば行くほどデリケートな部分になります。
耳はキズを付けてしまうと外耳炎、内耳炎等の症状を招くことになりかねませんので汚れている場合には
トリマーさん、獣医師に見てもらうことが大切です。
※注意:汚れが酷く溜まっている場合にはマラセチアなどの耳の病気の可能性もありますので獣医師に相談してください。
たれ耳の犬種の場合は耳の中が蒸れてキズが酷くなってしまったりとリスクが高まります。
以上豆柴耳掃除の紹介でした^^