豆柴の首輪 選び方、サイズ調整(子犬から成犬まで)
子犬の首輪は種類とサイズの2つを考えて選ばなくてはなりません。
首輪の種類
通常、首輪と呼ばれているものとハーネスの2種類から選択します。
首輪について
首輪は簡単に手に入るもっともポピュラーなものです。
リードを一瞬鋭く引くことなどによって飼い主側の意思を犬に伝え易いなど
しつけの面で有効に使用することが出来ます。
常時付けていられるなど手軽に使用することが出来ます。
ハーネスについて
首輪では散歩の時などに不都合があったり何らかの疾患があって負担を掛けたくない場合に使用します。
また首輪を付けてお散歩中、苦しそうに「ゼエゼエ」いいながら散歩しているのを見かねてハーネスに切り替える飼い主様もいるとおもいます。
お散歩中の事故で多いのは、実はハーネスが抜けてしまう事故です。
ハーネスの方が抜けなそうなイメージがありますが、首輪のサイズ調整箇所は1箇所なのに対しハーネスのサイズ調整箇所は複数になるため、どこかが不適切な調整だとそこから犬が抜けてしまいます。
ハーネスは全ての調整を適切に行う必要があるので、サイズ調整に不慣れな方は首輪を選択することをお勧めしています。
一方で適正なサイズのハーネスを使用することで首輪よりも脱げてしまう可能性は少なくなります。
子犬の場合
特別な事情が無ければ子犬期にはしつけ面を考えて、まずは首輪を選択するほうが良いと思います。
その後、成長するとともにハーネスに変えるかを検討します。
生後90日のワクチン接種までは外でのお散歩は出来ませんので、お散歩出来ない期間に首輪を選んであげれば良いと思います。
最初は首輪を付けることに抵抗を示しますので前もって(生後60日~90日の間で)練習をしてあげてください^^
サイズ調整
桜山荘のアイドルやよいちゃん(5才)の協力のもと解説してまいります。
やよいちゃんは体高26.5cm、体重4.3kg、首周り25cmです。
首輪の場合
首輪のサイズは実際に付けてみて人差し指が1本入るくらいのサイズが適正です。
どうせ成長するから!と成長を見越して大きめのサイズを選びことは絶対にしないでください。
柴犬は毛が長いため、実際は緩くても首輪が毛に埋もれてきつそうに見えてしまいます。
見た目で判断せず、しっかり指を入れて確認して下さい。
首輪がクルクル回ってしまうサイズだと子犬が後退りをすれば、おもったよりも簡単に外れてしまいます。
また当犬舎では生後60日より豆柴のお渡しを開始致します。
そのころの首周りはおよそ15cm~20cm程度です。
モデルは生後64日で首周り17cmなので、
首輪のバックルから最小の穴で14cm、最大の穴で20cmくらいの首輪がベストになります。
ハーネスの場合
首周りを調整する①②の2箇所と胴回りを調整する③④の2箇所の計4箇所調整します。
手が入らないようにしっかり全ての調整箇所を調整します。
手がすっぽり入ってしまうと腕が抜ける事故が起きてしまいます。
上記を目安に首輪を選んでいただければと思います。